2017年5月31日水曜日

マナとの接し方


マナちゃんは家に来たときから元気いっぱいで、お散歩中、人にも犬にも愛想を振りまいたり、拾い食いに余念がない期間が随分続きました。

先輩方から3歳ぐらいになると落ち着くわよ、という話をよく聞いていましたが、その待ちに待った3歳にも先日なりましたが、マナちゃんの落ち着きは、というと以前に比べれば随分お姉さんになりましたが、相変わらず、と言った感じです。

最近は、紫色のサクラの実が散歩道に落ちていることが多くなり、それを拾い食いすることにマナが一生懸命なのでそれをめぐっての攻防戦が続いているのが現在進行形の困ったことでしょうか。


先日、NHKプロフェッショナル仕事の流儀という番組に動物写真家・岩合光昭さんが登場していましたが、素敵な猫ちゃんの写真を一体どうやって撮っているのだろうか、というのに興味があり見入ってしまいました。

予想していた人とは違い、世界的に有名な写真家さんの素顔はとても優しく暖かいお人柄を知り、こういう人だからこんな写真が撮れるのかと納得しました。

猫達を上からではなく同じ目線で撮る、同等の関係を築く、という言葉(正確な表現は忘れましたが)が印象的でした。

辛抱強く猫達との良好な関係を築くことに重きを置き、野良猫たちが心を開いてリラックスした素敵な表情をするようになる過程がとても面白く非常に感心しました。

そして、動物たちと振動を合わせると何を考えているのかわかる、というようなこともおっしゃっていて、ああ、この人は本能的にあるいは経験的にアニマルコミュニケーションをしているのかも?と思いました。



私もマナとは上から目線ではなく、友達、あるいはわが子のような関係を築くようにしています。

夫には私はマナに馬鹿にされている、と言われますがそんなことはないと思います。

岩合さんも番組に出演していた葵さんが飼っている猫に馬鹿にされているのかも?という話をすると、そうではなくて友達と思っているのじゃないの?というようなことをおっしゃっていました。

この番組を見て私の考えややり方は決して間違っていなかったのかなと勝手に思っています。


でも、世間の躾け教室や躾けサイトなどでは主従関係が大切、飼い主がリーダーになる、という考えが一般的ですし、夫も甘やかしてはいけない、服従させることをモットーとしています。

確かに夫の言うことにはマナは(大体)従います。

でもそれは威圧的な態度をする夫に従っているフリをしているだけのような気がします。

夫が会社に出発した後のマナの態度は一変します。

夫が家にいる間はなんとなく落ち着かない様子でベッドを噛んだりしていますが、私と2人だけになるとリラックスして甘えてきます。



一緒に寝るのもほとんど私で、義理で夫の足元に寝転がったりしていますが、最終的には私の布団で寝ています。

夫は力ずくで一緒に寝ようとしますが、嫌がるマナちゃん。

でも、他のお宅もお母さんには甘えて一緒に寝るのもお母さんっていうのが多いようですので、ウチだけというわけではなさそうですけれどね。

上の鯉の池の写真ですが、右横に夫がカメラを構えているのですが、そちらは見ることなく私の方をずっと見てくれていました。

どうしてマナちゃんは私に甘えてくるのか夫は理解できないようです。(でも、決してマナが夫を嫌っているということでもないです。時々楽しそうに遊んでいます。)

マナにだって人格というか犬格はあるし気持ちもあるし好みもある。

やりたいことも好きなことも嫌いなこともある。

そういう気持ちをできるだけ大切にしてあげたいと思うのです。(が、無制限にサクラの実を食べ続けるのは止めさせたい、自由にもさせてあげたい、葛藤中の私です・・・)

もちろん色んな考え方があったり接し方があってもいいと思いますし、ワンちゃんにもよると思いますし、人がどんな躾け方をしても批判できる立場にはいませんが、私はできるだけマナちゃんがハッピーでいられるような環境を作っていきたいと願うだけです。

話がまとまらなくなってきましたが、これからサクラの実のない道を探しながらお散歩行ってきます。


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